プエラリア・ミリフィカは危険?!バストアップ狙いの注意点と“安全な選び方

バストアップサプリとして注目される「プエラリア・ミリフィカ」。

確かに自然由来でエストロゲン様作用を持ち、バストのボリュームアップが期待されます。

しかし一方で、厚生労働省や日本医師会などから注意喚起が出されるほど、安全性に関する懸念もある成分です。

本記事では、効果と危険性をバランス良く解説し、安心して利用するためのポイントをまとめました。

目次

プエラリア・ミリフィカとは?期待されるバストアップ効果

プエラリア・ミリフィカはタイ北部に生育するマメ科の植物で、根には女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きを持つ成分(デオキシミロエストロール、ミロエストロールなど)が含まれています。


このエストロゲン様作用によって、乳腺の発達が促され、結果としてバストにボリュームアップが期待されるとされています。

ただしこの作用は、大豆のイソフラボンに比べて1,000倍〜10,000倍も強いとされており、即効性がある反面、慎重な使用が求められます。

使用にまつわるリスクと注意点

1. 健康被害の報告が増加している

国民生活センターには、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品による健康被害の相談が、2012〜2017年の5年間で209件寄せられているそうです。具体的な症状としては、

  • 腹痛・嘔吐・下痢などの消化器症状(76件)
  • 発疹・じんましんなどの皮膚症状(59件)
  • 月経不順・不正出血などの女性特有の異常(33件)

といった報告が多くありました。

これらを受けて厚生労働省も注意喚起を行い、都道府県に再発防止の通知を出しているとのこと。

※引用元:日本医師会による注意喚起より

 2. 成分の含有量にばらつきがある

プエラリア含有製品は、栽培地や生育年数によって活性成分量に大きな差があると報告されています。

さらに製品間で一日の推奨摂取量が曖昧だったり、そもそも成分配合量を把握していないケースもあるため、安全性が不透明な商品も多く存在します。

  3. “天然”なだけでは安全とは限らない

日本医師会でも「天然成分だから安心」と思い込むのは誤解であり、成分管理や相互作用によるリスクがあるとされています。

安全に使うための5つのポイント

 1. 少量から慎重にスタートする

まずは最小推奨量から始め、体調に変化がないか確認しましょう。

過剰摂取はホルモンバランスを崩すリスクがあります。

2. 月経周期に合わせたタイミングでの使用を

医師・専門家の中には、プロゲステロンの分泌が多い黄体期を避け、卵胞期に使用するなど、タイミングにも注意を促す意見があります。

3. 信頼できるメーカー・製品を選ぶ

GMPなど適正製造を守り、成分含有量が明記された製品を選びましょう。

成分分析がされた製品は安全性の指標になります。

 4. 異常を感じたら直ちに中止し、医師へ相談

体調に少しでも異変(不正出血、腹部症状、皮膚トラブルなど)があれば、速やかに摂取を中止し、医療機関へ相談しましょう。

5. サプリに頼りきらず、食事・運動・習慣も見直す

食事・運動・姿勢などを見直すことで、自然なバストケアにも繋がります。

サプリだけに依存せず、総合的なケアを心がけましょう。

まとめ:バストアップ効果は期待できるが、安全性の理解が不可欠

プエラリア・ミリフィカは、強いエストロゲン様作用でバストアップに期待できる一方、ホルモンバランスの崩れや健康被害のリスクもあります。

自然由来だからと安心せず、適切な製品選定と使用タイミング、体調の変化への注意を心掛けましょう。

正しい知識を身に付けた上で、自分に合ったバストケアを続けていきましょう。

※本記事の内容は、日本医師会・厚生労働省・国民生活センター等の公開情報を参考に作成しています。
引用元:日本医師会「プエラリア・ミリフィカに関する注意喚起」

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